映画『ローズマリーの赤ちゃん』のホラー評価・恐怖度合い

作品情報

視聴者の評価・感想

隣人が全て敵に見える恐怖の環境を味わえるホラー映画

ハンドルネーム

カフェオレ(30代・男)

評価点

★★★★★★★(7点)

類似作品

オテサーネク

感想

出産を控えた主人公夫婦が、とあるアパートに引っ越してきたら住人達がどうも怪しい……という映画で、ただでさえ奥さん(ローズマリー)の方は妊娠中なので終始ハラハラさせられます。老夫婦が不気味で怖いんですよ。というか知り合うご近所さんがほとんど皆ヤバそうな感じなんですよ。得体の知れない隣人とのご近所づきあいってだけでも怖いのに、お腹に子供もいる状態ですからね。そしてタイトルに「赤ちゃん」とあるように、このローズマリーとそのお腹の子供が重要な存在になってきます。だからご近所さん達もローズマリーに構うわけですね。それを旦那さんがしっかり守ってくれればいいのですが、この旦那さんもまたいまいち頼りない感じでずっと不安が拭えないという。そんな風に、アパートという日常的な舞台なのに恐怖と絶望感たっぷりのホラー映画になっていて面白かったです。

平穏な生活が恐怖に変わっていくホラー作品

ハンドルネーム

ミニー(30代・女性)

評価点

★★★★★★(6点)

類似作品

・エクソシスト ・ザ・ライト-エクソシストの真実-

感想

平穏に暮らしていた夫婦の間に子供が出来たことで徐々に、何か得体のしれない恐怖が次々に襲い掛かるようになっていくストーリー展開が怖いです。始めはホラーとも思えないような和やかな雰囲気なのですが、次第に幸せであったはずの主人公のローズマリーが、窮地に立たされていきます。出だしが普通の夫婦の関係や生活のようであるので、物語が進んで行くと共に、次第にそのギャップが出てきます。それによって、見ている側にも主人公が置かれている恐怖が伝わってきます。窮地に立たされた主人公がどうなってしまうのかが、見ていて気になりました。普通なら幸せの絶頂であるはずの子供の妊娠が、恐怖の中心となってしまう所にこの映画の怖さがあります。

じわじわと心理的に追いつめられていく恐さが体感できる作品

ハンドルネーム

blue2

評価点

★★★★★★★★(8点)

類似作品

サスペリア

感想

主演のミア・フォローの雰囲気に憧れてリアルタイムではないですが何度も視聴した作品です。ホラーといっても血まみれの幽霊とかそんなものは出てきません。ただオカルト的な不気味さにあふれていて主人公がどんどんと追いつめられていく状況にドキドキさせられます。CG等派手な演出が一切ない分リアリティがありじわじわとした底知れない恐怖を感じます。 またそんな不気味さ満載の作品ですが、主人公のローズマリーのファッションが可愛くて素敵で住んでいるアパートもセンスが良くてそういった部分も見所だと思います。作品で使われている音楽もとても良いのでサウンドトラックも購入してしまいました。特にローズマリーが歌う子守唄が寂しげでどことなく魅惑的で耳に残ります。 現代の派手でスピーディーな作品に飽きてきたなあという方に是非一度この作品を視聴してほしいです。

見ている人の想像力をかきたてるホラー映画

ハンドルネーム

たける(20代・男)

評価点

★★★★★★★(7点)

類似作品

・オーメン

感想

この作品はホラー映画にしては地味で、いきなり驚かせるのではなくて少しずつ蓄積していく不気味さが恐怖に繋がっていくという特徴があります。かなり昔の映画なので映像もチープなのですが、それがまた味があって個人的には好きです。さらにこの作品の面白いところは、子どもが生まれるという普通だったら幸せな出来事をあえてホラー風にしていることです。妊婦であるローズマリーも果たして本当に自分の子どもを産むべきなのか、もしかしたら恐ろしい事態に発展してしまうのではないかという不安がリアルに伝わってきました。そしてこの作品では、恐ろしいものが写されているであろう場面を観客にあえて見せないことによって、想像力をかきたててくるところも怖かったです。

死ぬまでに見たい恐怖映画(あえてホラーとは言わず)の傑作

ハンドルネーム

ロックンロールは生きている(30代・男性)

評価点

★★★★★★★★(8点)

類似作品

悪魔の赤ちゃん 1974

感想

悪魔の子を人間が宿したというネタの元祖・記念碑的作品として挙げられる傑作です。悪魔崇拝=邪教ものが好きな人におすすめのことはもちろんですが、現代のホラー映画の主流としての殺人鬼やモンスター・超常現象等をSFX/CG等で描いた作品を見慣れている若い層の映画ファンにも派手さはないものの身近にある恐怖(自分が住んでいるマンションの住人全員が悪魔崇拝=邪教の信者というオチ)こそが人間にとっての最上の恐怖である事を痛いほど解らせてくれる作品です。公開翌年には、本作監督のロマン・ポランスキーの実生活でも身重の妻がカルト教団に殺される事件が発生。映画の内容と現実に起きた事件があまりにもリンクしすぎていて虚構と現実の区別がつかなくなる。